Marumo Publishing Co., LTD.

 / アート・建築
LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザインLANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン

LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン No.127

『LANDSCAPE DESIGN』the magazine provides timely information on built landscapes and new techniques for ecologically sensitive planning and design with photographs and graphics ,in Asia and all over the world ;useful for landscape architects or garden designers and housing ,building ,city ,sevlal constructors ,monument ,sculpture, etc. ※In the subscription, 7 issues are suuplied by the signle price for 1 year (6issues) . 『LANDSCAPE DESIGN』は、暮らしの景観・環境をテーマにした日本で唯一の専門雑誌です。国内はもとより海外の話題や事例を通して、よりグローバルな視点で編集し、美しい写真を豊富に取り入れたビジュアルマガジン。造園、建築、都市計画、土木、アート、デザイン、まちづくり関係者など幅広い分野で景観・環境に携わる専門家に向け情報発信をしています。※定期購読は1年間(6号分)の価格で7号分をお送りします。

:
Japan
言語:
Japanese
出版社:
Marumo Publishing Co., LTD.
もっと読む

この号

3
まち☆クリ「まちだアルタミラストリート」

東京都町田市/Machida city, Tokyo 写真・資料=まち☆クリ実行委員会/Photo & Data by MACHI ☆ KURI Executive Committee Turn off the graffiti on the wall and turn the wall into an art gallery. "Machida Altamira Street project" 町田駅北口を出て歩くこと5 分、ドン・キホー テの横の薄暗い路地裏に突如現れるストリー トギャラリーがある。この場所に似つかわしく ない、その通りの名前は「まちだアルタミラス トリート」。この通りは、以前は落書きが溢れ、 通ることをためらいたくなる場所であった。こ の状況を改善しようと、地元の有志による活 動「まち☆クリ」が立ち上がり、住民主体で落 書き消しを行い、ストリートギャラリーがつくら れるまでにいたった物語を紹介する。 1st ステップ まち☆クリとは ~街にあふれる落書き~ 人と人が行き交い活気溢れる「町田」は「西の歌舞伎町」と呼ばれ、…

2
「work park pack」プロジェクト

⼀般社団法⼈渋⾕未来デザイン(以下、渋⾕未来デザイン)は公共空間の再構築を⽬指す取り組 みとして、渋⾕川沿い⽔辺空間「渋⾕リバーストリート」利活⽤の社会実験プロジェクト「WORK PARK PACK(ワークパークパック)」を2019年3⽉1⽇(⾦)より実施中。これは、「WORK (ワーク)」の意味を広義にとらえ、ビジネスパーソンだけではなく、渋⾕で⽣活、活動するすべ ての⼈とオープンにWORK の可能性を創造し議論するプロジェクト。「パブリックスペース× WORK」を実際の公共空間にて、公共空間の可能性を引き出す道具であるPARK PACK※2を活 ⽤し、渋⾕川沿いならでは利活⽤のアイデアを検証する社会実験である。 ※1 ULTRA PUBLIC PROJECTとは hizomatiks Architecture、ティー・ワイ・オー、電通ライブの3社のメンバーで立ち上げたユニット。Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018 より、新たに、日建設計、プロペラ・アンド・カンパニーが加わる。“ We are the city.”の旗…

2
渋谷川の変遷

渋谷川は、新宿御苑の池や明治神宮の「清 正の井」などを水源として流れる全長約5㎞ の河川である。港区に入ると古川と呼ばれ 東京湾に注ぐ。現在、上流域は暗渠化され、 二級河川の「渋谷川」と呼ばれるのは、新渋谷 橋(国道246号線)から天現寺橋までの2.4㎞ となっている。 1.明治以前の渋谷川 江戸時代、江戸中心部から西に向かうと、 渋谷川を越えたところで、武家屋敷や町は 急速に少なくなる。渋谷川は都市と郊外の はざまを流れる川であったといえよう。渋 谷川のもう一つの特徴は、その水源のいく つかが大名屋敷内にあるということである (図2)。新宿御苑はもともと内藤家の屋敷で あったし、「清正の井」のある明治神宮も井 伊家の下屋敷であった。そして屋敷を流れ でた川は、今度は水田の中を流れ、途中で いくつもの水車を回していた(図1)。このよ うな都市と郊外のはざまを流れる川として の性格は、明治時代に入っても大きく変わ ることはなかった。 2.昭和初期の改修工事 しかし明治時代の後半になると、本流の 周辺では都市化が進みはじめ、しだいに流 域の様子も変わってくる。河岸ぎりぎりまで…

3
ストリートの未来を話そう 〜対話とアイデアでつくる渋谷川~

[ファシリテーター] 齊藤精一氏(株式会社ライゾマティクス代表取締役、 一般社団法人渋谷未来デザイン FUTURE DESIGNER) [登壇者] 加藤 翼氏(100BANCH コミュニティマネージャー、株式会社ロフトワーク コミュニティデザイナー) 後藤太一氏(一般社団法人渋谷未来デザイン プロジェクト・デザイナー) 田原光泰氏(白根記念渋谷区郷土博物館・文学館 学芸員) 永井礼佳氏(カフェ・カンパニー株式会社 新規事業開発部) 山羽真梨那氏(城西国際大学メディア学部/渋谷未来デザインサポート・スタッフ) 山中伸悟氏(Zebra Japan株式会社 マーケティング部マネージャー) 吉澤裕樹氏(東京急行電鉄株式会社 渋谷開発事業部 渋谷運営グループ兼浴線生活創造事業部 エンターテインメント戦略グループ主査) 「WORK PARK PACK」を 運営してみて 齋藤 渋谷川「WORK PARK PACK」プロ ジェクトは今年の3月から始まりました。第 1回目は私も登壇させていただいた河川空 間活用アイデアミーティングを通して、水 辺からの街づくりについて考える「ミズベリ…

1
笹塚ヒロバ! ~みんなでつくる駅前広場~

東京都渋谷区/Shibuya, Tokyo 事業者=京王不動産株式会社/Project by KEIO REALTY & DEVELOPMENT CO., LTD. 写真=Hayato Kurobe、VUILD 株式会社*Photo by Hayato Kurobe, VUILD Inc.* 協力=VUILD 株式会社 Station square to be made with local residents. "SASAZUKA HIROBA!" 「笹塚ヒロバ!」とオリジナルベンチ 京王電鉄株式会社と京王不動産株式会社は、京王線笹塚駅前のビ ルを改修し新たに長期滞在者向けの宿泊施設「KARIO SASAZUKA TERRACE」をオープンした。ビルの改修にあたり、日ごろから交流の ある地元商店会と協議し「KARIO SASAZUKA TERRACE」につなが る広場のリニューアルを行った。この広場を「笹塚ヒロバ!」と命名し、 笹塚駅前広場を地元と笹塚を来訪する人の交流の場となることを目指 し、そのデザインコンセプトを「みんなでつくる駅前広場」とし地元とと…

1
地域と一緒に行う街づくりはお互いの顔が見えていることが大事

文責=編集部 広場をともにつくる 笹塚駅前広場は毎年2 ~ 3回ほど町内会 や商店会のお祭りなどに提供しています。本 プロジェクトは広場前の建物を宿泊施設を含 めた施設へのリノベーションが主たる目的で、 広場については派生的なところがあります。 しかし、工事期間中は工事ヤードとして広場 を閉鎖したため、地域の広場としての親しみ をもう一度持っていただきたいと思い、広場の リニューアルとベンチの作成を企画しました。 広場のリニューアルは町内会、商店会の 方たちと意見交換をしながら一緒につくって います。町内会、商店会の方たちはリニュー アルにあたり、広場が整備されることであまり 好ましくない人たちが長時間滞在することへ の懸念を抱いていましたが、新しい試みに ついては歓迎したいとおっしゃっていただきま した。 皆さんと打ち合わせをする中で、子どもた ちも遊べるようなものを置いたらどうかというこ とになり、ベンチの設置が決まったという経緯 があります。笹塚は人に対してフレンドリーな 地域性であることも手伝って、私たちも日ごろ から親密なお付き合いをさせていただいてい…