Marumo Publishing Co., LTD.

shopping_cart_outlined

Marumo Publishing Co., LTD.

shopping_cart_outlined
category_outlined / アート・建築
LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザインLANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン

LANDSCAPE DESIGN ランドスケープデザイン No. 114

『LANDSCAPE DESIGN』the magazine provides timely information on built landscapes and new techniques for ecologically sensitive planning and design with photographs and graphics ,in Asia and all over the world ;useful for landscape architects or garden designers and housing ,building ,city ,sevlal constructors ,monument ,sculpture, etc. ※In the subscription, 7 issues are suuplied by the signle price for 1 year (6issues) . 『LANDSCAPE DESIGN』は、暮らしの景観・環境をテーマにした日本で唯一の専門雑誌です。国内はもとより海外の話題や事例を通して、よりグローバルな視点で編集し、美しい写真を豊富に取り入れたビジュアルマガジン。造園、建築、都市計画、土木、アート、デザイン、まちづくり関係者など幅広い分野で景観・環境に携わる専門家に向け情報発信をしています。※定期購読は1年間(6号分)の価格で7号分をお送りします。

:
Japan
言語:
Japanese
出版社:
Marumo Publishing Co., LTD.
もっと読むkeyboard_arrow_down

この号

access_time1
街路・街路樹 オープンスペースとしての

人気スポットとなっている街路は、樹冠の大きな街路樹並木であることが多い。 街路樹が街路の景観の良し悪しを左右する大きな要因であることは間違いない。 一方で、街路樹は市民のクレームの対象になりやすいといった側面を持つ現実がある。 枝葉の越境、日照問題、落葉、害虫対策など街路樹問題に頭を悩ます行政は多い。 クレームへの対応措置のひとつとして強剪定を繰り返すのではなく、 市民の街路樹への理解を深めることも大事なことではないであろうか。 街路が賑わえば、街が活気づき価値も上がる。その恩恵にあずかるのは、 外ならぬ市民なのだから。特集では、街路・街路樹が街に与える効果を探った。There are many popular place which have big tree crown roadsides.Street trees should be important factor for street scenery.On the other hand, street trees would be target of civil objection, such a side border…

access_time7
2020 東京オリンピック・パラリンピックに向けた 街路樹の樹冠拡大

Crown enlargement of street trees for Tokyo Olympic Paralympic Games 2020Text & data by Eijiro Fujii [Emeritus Professor Chiba Univ.]1. 街路の推移と道路構造令改正(* 1)(* 2)(1)街路の推移 大正8 年(1919)制定の道路法では、市内 とそれに準ずる地域の街路と、地方の道路を明 確に分け、街路構造令と道路構造令を制定して いた。道路が交通を専らとするのに対して、街 路は交通機能の外に電線や上下水道などの公 共インフラの配置、さらには市街地における空 地として都市の衛生保安上極めて重要な使命 を果たしているとして、ゆったりとした歩道や 交差点の広場、さらに植樹帯、樹苑、花苑、芝 生などの設置が指示されていた(* 3)。大正12 年(1923)、東京市には12 種25,153 本の街路樹が整然と植栽され、各通りが特色あ る景観美を誇ったとされるが、関東大震災に よって14,891 本が焼失し、約10,000 本になっ…

access_time1
東京都千代田区

Marunouchi Naka-dori AvenueChiyoda-ku, Tokyo.Landscape Design by MITSUBISHI JISHO SEKKEI INC.Photograph by MITSUBISHI ESTATE CO.,LTD. and MITSUBISHI JISHO SEKKEI INC.1970 年代の仲通り「丸の内仲通り」は、いまや東京マラソンのコースともなる都心の賑わいのスポットである。皇居に沿って内堀沿いを走る日比谷通りの東側 に平行して、晴海通りから永代通りまでを縦断するこの通りは、平日、休日を問わず様々な人々で賑わいを見せている。しかし、かつての丸 の内はビジネスに特化した街であった。平日の午後3 時以降には、ビルの1 階に入居していた金融機関や証券会社の店舗が窓口を閉めた 後のシャッターが並ぶ街並みであり、休日ともなれば街は閑散としていた。その仲通りが、今や外国からの旅行者やカップル、家族連れや高…

access_time1
丸の内仲通り ― 街路と街並み空間の再構築 ―

 明治以来、ビジネスセンターとして発展し 続けてきた大手町・丸の内・有楽町地区にお いては、1990 年代の東京の都市構造の転換に 呼応して老朽化した都市機能の再構築が始 動した。「大丸有地区まちづくり協議会」の設 立により地区の将来像を関係者間で共有する 仕組みが整えられ、個別の再開発プロジェク トが進展しているが、それと同時に地区の再 開発の中核をなしたのが、丸の内仲通りの街 路と街並み空間の再構築である。 公民の協議体である「大丸有地区まちづく り懇談会」による「まちづくりガイドライン」 では、丸の内仲通りとその沿道は高層建築で も低層基壇部を設ける「街並み形成型」のな かで多様な賑わいや機能等を連続させる「賑 わい形成型」整備を行う位置づけがなされて おり、ガイドラインの重要な基本コンセプト として地権者や関係行政機関に共有されてい る。沿道地権者の主体的な取り組みと関係行 政の協力により、このコンセプトを忠実に具 現化した本整備事業の特徴は、車道幅を9m から7m に縮小、歩道幅を6m から7m に拡 大したことをきっかけに、都市の街路空間を…

access_time1
丸の内仲通りのデザイン

 車道を狭め歩道を拡幅することによって人 間中心の街路空間を作り出した。従来、9 m であった道路空間を車道幅 7 mとして歩行者 空間を両側に各7 m(既存道路幅+地区計画 による壁面後退)を確保すること、地区計画 によって沿道の各敷地に対して壁面線6 mが 指定されることにより、歩行者空間を充実さ せると同時に、将来のエリアマネジメントに よる通りの活性化を念頭に置いた緑・サイン・ 照明等を整備している。 街路空間の幅員は21 mであるがこれは対 岸を歩く人の顔がお互いに認識できる程度の 距離であるのに加え、沿道の建物の低層部軒 高が31 mで連続する景観整備が施されてい るため、道路幅と建物高さの比は約1.5 とな り、街路空間として良好な空間構造が可能な 条件にある。また歩道が拡幅されたことに よって、沿道の建物からの賑わいのにじみ出 しが感じられる中間領域を用意することが可 能になっている。こうした空間を単なる通り としての整備ではなく「都市の居間」として 展開するため、舗装、樹木、ストリートファ ニチュアをトータルにとらえて空間形成を行 い、…

access_time1
仲通りの展開 ― 大手町仲通り ―

※写真=株式会社川澄・小林研二写真事務所車両のない大手町仲通りの景 大手町エリアにおいては、仲通りはその姿 を少しずつ変えていく。丸の内仲通りは、車道 を含む公道と民間敷地によって構成されてい るのに対し、大手町仲通りは、隣接する民間 敷地の背割り部分を空地として供出し合うこ とにより、歩行者専用空間として整備されてい るのが特徴である。公道部分を骨格に一定の まとまったゾーンが共通のデザインで整備さ れてきた丸の内仲通りに対して、大手町仲通 りは、建物の更新に合わせて、空地を生み出 しながら、街区ごとに段階的に整備されるた め、各街区の整備時期のずれを受け入れて調 整しながら、敷地の状況に応じて断面構成や デザインに一定の差異を許容している点が大 きく異なっている。 昨年竣工した大手町フィナンシャルシティ グランキューブ街区では、歩行者専用空間と いう大手町仲通りの強みを活かした賑わいの 創出が実現されている。仲通りの特徴の一つ は、建築と歩行空間を緩やかに結びつける中 間領域を設け、カフェテーブルやサイン等、建 物からの賑わいの要素を街路空間に滲み出さ…

help