EXPLOREMY LIBRARY
Art & Architecture
商店建築 SHOTENKENCHIKU

商店建築 SHOTENKENCHIKU 2018年9月号 No.789_Sep-2018

SHOTENKENCHIKU is the only magazine which has been dedicating to Japanese store design and commercial architecture since 1956. The magazine offers readers the very latest interior designs of restaurants, hotels, fashion stores, hair salons, etc with many pictures, detailed floor plans and information of main materials. It is considered to be a must-read for architects, interior designers. 「商店建築」は、レストラン、ホテル、ファッションストアなど最新のストアデザインを、豊富な写真で紹介する専門誌。デザインコンセプトや図面、仕上げ材料など、インテリアデザイナーや建築家、店舗開発に携わるすべての方に有益な情報が満載です。1956年の創刊以来、日本の商空間、店舗デザインを記録し、国内外に発信し続けています。

Country:
Japan
Language:
Japanese
Publisher:
SHOTENKENCHIKU-SYA PUBLISHING CO., LTD.
Frequency:
Monthly
Read More
BUY ISSUE
$18.86
SUBSCRIBE
$207.46
12 Issues

in this issue

1 min.
商品体験型スローショッピングで注目される 「ホームデザインストア+レストラン」

昨 年の全米ネット販売 売上は前年比16%増 の4535億ドル。遂 に全小売売上の13%を占めるに 至った。出発が実店舗でも、最終 的にはブリック&クリック。つまり、 実店舗とネット販売の連動こそが、 次世代リテイルの王道なのだと いう理解が広まってきたこの頃 である。では、オムニチャネルと いう枠の中で実店舗が果たすべ き役割とは何か。その答えを求 めて、現在、多くのリテイラーが 模索と実験を重ねている。 最近、顕在化してきた「ホー ムデザインストア+レストラン」 もそうした動きの一つ。美容室 やカフェなど、足を運ばざるを 得ない要素を加えて集客力を上 げる戦略は過去にもあったが、 今回はそれよりも一歩先に進み、 食体験を通して商品をサンプリ ングさせる試みである。 ダイニングをショーケースに ホームデザインを売る マンハッタンの例を挙げると、 まず昨年11月、「ティファニー」 が本店4階ホーム&アクセサリー 売り場に設けた「ブルーボック スカフェ」。モダンアメリカ料理 をティファニー製食器で提供し、 気に入れば隣の売り場で購入可 能だ。次に今年1月、チェルシー…

1 min.
新ディレクターの起用で時代を変える ルイ・ヴィトンとディオール

今 年6月に行われた パリ・ファッション ウィーク・メンズは、 ルイ・ヴィトン(以下、LV)とディ オールの話題で持ちきりだった。 共にLVMH グループ傘下のメゾ ンであり、ファッション& レザー グッズ部門2兆円超の売り上げ を支える、同グループの中核を成 すブランドだ。そのメンズのアー ティスティック・ディレクター が、LV はオフ- ホワイトのヴァー ジル・アブローに、ディオールは これまでLV メンズを担当してい たキム・ジョーンズにチェンジ したことは本誌5月号で紹介し た。そのお披露目となった今回 の2019Summer コレクションは、 ラグジュアリーブランドにとっ てメンズのコレクションが今や 重要なコンテンツであることを 示した。 レインボー×ホワイトで 始まったLV メンズ 6月21日、パレ・ロワイヤルで 行われたLV メンズの会場に到着 して驚かされたのは、エリアご とにレインボーカラーに染め分 けられた200 mとも言われる長 いランウェイだ。夏の日差しに 照り返されるその花道はよく見 ると、ストリートグラフィティー を思わせるスプレーでペイント…

1 min.
まちを発信し、来訪者を受け入れる 「真鶴出版2号店」

真鶴町は神奈川県の西 端に位置する真鶴半 島にある、海と緑に 囲まれた町だ。「真鶴出版」は 2015年にこの町に移住してき た川口瞬さん、來きし住友美さん夫 婦による「泊まれる出版社」だ。 真鶴出版の面白さは「出版」 と「宿泊」が混ざり合っている ところにある。サラリーマンの 傍らインディペンデントマガジ ン『WYP』を制作していた川口 さんが出版担当、青年海外協力 隊に参加し、タイで日本語教師 として働いた後、フィリピンの NGO でゲストハウス運営を行っ ていた來住さんが宿泊担当だ。 ゲストハウスはごくふつうの暮 らしを提供するスタイルであり、 出版もただ“ 印刷物をつくる” のではなく「真鶴の情報発信」 と捉えている。その情報を受け 止めて町を訪れてくれる人達の 受け皿がゲストハウスでもある。 宿泊できる部屋は1室しかなく とも、じわじわと人気を得て、昨 年は外国からの客も含めて延べ 200人が泊まり、それがきっか けで真鶴町に移住した人は9組 22人にもなるという。 まちにあることを 感じさせる設計 クラウドファンディングで資 金を募り、今年7月には新たな場…

1 min.
2018年の大賞は 「静岡県富士山世界遺産センター」 jcd デザインアワード 2018

公開2 次審査開催日/ 2018 年7 月7 日 会場/東京デザインセンター(東京・五反田) 主催/日本商環境デザイン協会 2 次審査員/出原秀仁 柏木 博 小坂 竜 田中 仁 仲佐 猛 西尾洋一 西沢立衛 橋本夕紀夫(審査員長) 「JCD デザインアワード 2018」の公開2次審 査が東京デザインセ ンターで開催された。応募総数 は国内から452点、海外からは 例年より多い138点の計590点。 その中から1次審査で選出され た108点を対象に2次審査が行 われ、「静岡県富士山世界遺産セ ンター」(設計/坂茂建築設計+ 丹青社)が大賞を受賞した。ダイ ナミックな建築壁面に映像を投 影し、これまでにない体験を生み 出している点に高評価が集まった。 昨年までは、インテリアデザ イナーや建築家を中心とした審 査メンバーであった。しかし今 回は、多角的な視点での審査を意 図し、デザイン評論家の柏木博氏 や写真家の仲佐猛氏、雑誌「Casa BRUTUS」編集長の西尾洋一氏、 昨年大賞を受賞した「JINS 京都 寺町通り店」( 17年4月号)を運 営するジンズの社長である田中…

1 min.
積層偏光フィルムでさまざまな 表情を見せるポップアップカフェ psa × blacksheep espresso pop-up cafe

会期/ 2018 年4 月26 日~ 7 月28 日 会場/上海当代芸術博物館(中国・上海) 設計/ kooo architects 小嶋伸也 小嶋綾香 中国・上海のカフェ「ブ ラックシープ エスプ レッソ」が、現代アー ト美術館「上海当代芸術博物館 (Power Station of Art )」に、3カ 月限定のポップアップショップ をオープンした。ルーフトップ テラスに面した開口部のガラス には、PET 素材の積層偏光フィル ムが貼られており、時間によって さまざまな表情を見せる。設計 を手掛けたkooo architects の小 嶋伸也さんと小嶋綾香さんは、「限 られた材料に手間を掛け、少しで も多くの『現象』を副産物として 生み出すことで、多様な体験をつ くり出そうと考えた」と語る。 「積層偏光フィルムは、光や見 る角度によって色が変化し、更 に透過性も備えています。このフィ ルムを手で揉んだ上で、それぞ れのガラス面に接着していきま した。夜を迎えるまで移りゆく 日の光や、日が落ちてからの室 内照明、そして訪れた人々が歩 を進めることで、さまざまに姿 を変えていきます」…

1 min.
素材と作品を結び付け 能動性を呼び起こす展覧会

会期/ 2018 年6 月19 日~ 9 月17 日 会場/東京国立近代美術館(東京・竹橋) 展示デザイン/小林恵吾(NoRA)+ 早稲田大学建築学科小林恵吾研究室/植村 遥 東京国立近代美術館で 「ゴードン・マッタ゠ クラーク展」が開催 中だ。マッタ゠クラークは、1970 年代にニューヨークを中心に活動 したアーティスト。建物を切断し、 空間同士を接続する「ビルディ ング・カット」など、街を舞台に インスタレーションやパフォー マンスを発表してきた。本展は 今年で没後40年となる同氏の、 アジア初の回顧展である。 「“ 中心” がない状況で、何を 見せるべきかを考えました」と、 企画構成を担当した東京国立近 代美術館主任研究員の三輪健仁 氏は話す。 「彼の場合、残っている主なも のは写真やスケッチなどいわば ドキュメントで、切断した建物自 体は残っていません。また、本 人もいない中で彼の活動や思考 を体験してもらうため、『どのよ うな舞台設定』で見せるかが重 要だと考えました。彼にとって 重要な『市場』や『港』といった 都市の「場所」をテーマに設定。 展示を通して今の東京やそこに…