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Art & Architecture
商店建築 SHOTENKENCHIKU

商店建築 SHOTENKENCHIKU No763_Jul-16

SHOTENKENCHIKU is the only magazine which has been dedicating to Japanese store design and commercial architecture since 1956. The magazine offers readers the very latest interior designs of restaurants, hotels, fashion stores, hair salons, etc with many pictures, detailed floor plans and information of main materials. It is considered to be a must-read for architects, interior designers. 「商店建築」は、レストラン、ホテル、ファッションストアなど最新のストアデザインを、豊富な写真で紹介する専門誌。デザインコンセプトや図面、仕上げ材料など、インテリアデザイナーや建築家、店舗開発に携わるすべての方に有益な情報が満載です。1956年の創刊以来、日本の商空間、店舗デザインを記録し、国内外に発信し続けています。

Country:
Japan
Language:
Japanese
Publisher:
SHOTENKENCHIKU-SYA PUBLISHING CO., LTD.
Frequency:
Monthly
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12 Issues

in this issue

1 min.
コロンバスサークルの再開発プロジェクト 駅地下商業施設「ターンスタイル」

地 下鉄はニューヨー ク市民の重要な足 となっているが、駅 構内外の商業利用は遅れていて、 新聞スタンドや靴みがき、理髪 店などが並ぶ程度に留まってい る。そんな中、この4月末にコロ ンバスサークルの地下コンコー スに登場した「ターンスタイル」 は、駅という強大な集客力を味 方につけた商業開発として注目 されている。ちなみにターンス タイルとは、回転式改札口のこ とである。コロンバスサークル 駅は複数の路線が集まるミッド タウンの交通ハブで、利用者数 は1日約9万人。地上にはラグジュ アリーブティックやレストラン、 ホテル、劇場、オフィスを含む複 合商業ビル「タイムワーナーセ ンター」を中心にコマース、ビジ ネス、観光のメッカが広がる。 アンダーグラウンド・ グルメフードホール 今回の改装の対象となったのは、 57丁目から59丁目に至る地下 コンコース。約110年前に建造 されたものだが、地下通路とし ては幅が広く、面積は約1400㎡ に及ぶ。開発をコンセプト段階 から担当してきたのは、90年代 にグランドセントラル駅構内の グルメミニモールを成功させた…

1 min.
アート、メセナ活動を積極展開するシャネルとルイ・ヴィトン

京 都でGW のアートイ ベントとして定着し た「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016」(以下 KG)が4月23日から5月22日 まで開催された。4回目を迎え た今回は「Circle of Life いのち の環」をテーマに、京都市内に ある15会場で14の展覧会、ア ソシエイテッドプログラムとし て二つの展覧会、パブリックイ ベントとして40を超えるプログ ラムが京都のさまざまなエリア で開催された。 毎年、通常は一般公開されてい ない有形文化財や重要建造物、 日本庭園が会場として使用され、 今回も招喜庵(重森三玲旧宅主 屋部)や両足院(建仁寺塔頭)、長 江家住宅、無名舎、誉田屋源兵 衛・黒蔵などで、ジャンルにとら われない写真展が行われ、新緑 の京都をレンタサイクルで巡る 外国人の姿も目立った。 2013年から シャネルが協賛する 「KYOTOGRAPHIE」 同イベントは2013年の第1回 からシャネルが協賛しており、 今回も京都市美術館別館で行わ れた「コンデナスト社のファッ ション写真でみる100年展」を 銀座ビル4階に常設されている CHANEL NEXUS…

1 min.
旅人と子どもと地域をつなぐ場

横 浜、京浜急行線・日 ノ出町駅の近くにと ても勾配のきつい 「急坂」がある。この坂のてっぺ んをちょうど曲がりきると、大き な軒下のある白い不思議な建物 が目に飛び込んでくる。築60年 の二軒長屋を改修した「CASACO (カサコ)」だ。1階の大きな空 間には放課後の子ども達が遊ん だり宿題をしたりしにやって来る。 近所のお母さん達が週に何回か 「日直」になって昼食を提供する カフェとなる。玄関口には、世 界各国から来た旅人達が書き残 したさまざまな言語の「ようこそ」 が描かれている。隔週日曜日に は、そうした旅人達が残してく れた各国の朝食レシピでつくら れる「世界の朝食」が食べられ る。「CASACO」は、子ども達や 地域の人々が集い、外国人が日 本の日常生活を体感しながら滞 在できる場所だ。スペイン語で 「家」を意味する「Casa」、それ にcommunication、connection などの接頭語「co」をつけた名 前には、多世代、多国籍の人々が 集い、多様な価値観と文化の出 合える場所でありたいという意 味が込められている。 ローカルかつグローバル…

1 min.
素材の魅力を体感する展示会 carbone lumières

会場/アクシスギャラリー(東京・六本木) 会期/ 2016 年5 月13 日~ 16 日 会場構成/イシマル 鈴木清巳 撮影/高木康広 カ ーボンファイバー を用いた家具の展 示会「CARBONE LUMIÈRES(カーボン リュミエー ル)展」がアクシスギャラリー で開催された。施工会社のイシ マルが主催したもので、プロダ クトデザインと会場構成は、同 社設計室のチーフデザイナー・ 鈴木清巳氏が手掛けた。「素材 の魅力を引き出し発信していき たい」との思いから、2010年に 始まったカーボンファニチャー プロジェクト。本展では新作の ソファ「Hôra(ホーラ)」の発表 と合わせて、チェアやテーブル などのシリーズが一堂に展示さ れた。 “ イシマルらしさを意識した” と いう会場デザインは、曲げ加工 を施した厚さ1 . 5㎜のアルミ板 を吊るして仕切られたシンプル な構成。会場中央に置かれたス クリーンにコンセプト映像を投 影するため、外光を遮るパーティ ションとしても機能する。 アルマイト仕上げのアルミ板は 片面に黒塗装され、「アルマイト 処理したアルミの表面はサテン…

6 min.
大名古屋ビルヂングshops & restaurants / isetan haus

〈大名古屋ビルヂング ショップ&レストラン〉 設計/建築 三菱地所設計 宮地弘毅 水谷 誠 杉本修一 前田大輔 商業環境基本設計 乃村工藝社 平田裕二(クリエイティブディレクター) 大寺 徹(プランニングディレクター) 中 和哉 劉 軒 協力/外装グラフィックパターン TOKOLO.com 野老朝雄 照明計画 Plus y 安原正樹 施工/清水建設 〈ISETAN HAUS〉 プロジェクトマネジメント/三越伊勢丹プロパティ・デザイン 竹本法一 長谷川 恵 設計/丹青社 上垣内泰輔(インテリアディレクション) 石原 結 中村耕一郎 眞田章太郎 協力/アートディレクション SANDWICH 名和晃平 照明プランニング vivivi 榎並 宏 田中圭吾 永津 努 照明実施設計 大光電機 須方宏明 施工/三越伊勢丹プロパティ・デザイン 稲川光太郎 高橋伸明 撮影/ナカサ&パートナーズ “緑の丘に立つ大樹” 半世紀にわたり、名古屋駅前のシンボルとして 親しまれてきた「大名古屋ビルヂング」の建て 替え計画である。高層部分はオフィス、クリニッ クやショールームなどのサービス施設、低層部…

2 min.
共通する思想から導き出された環境とテナントの理想的な関係

1965年に全館開業し、以来約50年もの間、名古屋駅前のランドマークとして愛され続けてきた「大名古屋ビルヂング」が、 今年3月9日、建て替えを経てリニューアルオープンした。建築およびビル全体の環境デザインを三菱地所設計、同ビル の地下1階から3階までの商業エリア「大名古屋ビルヂング ショップ&レストラン」の店舗共用部デザインを乃村工藝 社の平田裕二氏が手掛けている。そして、中核テナントとして3層にわたるファッションセレクトストア「ISETAN HAUS (イセタンハウス)」を設計したのが丹青社の上垣内泰輔氏である。イセタンハウス店内には、ショップ&レストランエリ アの店舗共用部のデザインが取り込まれ、環境とテナントとが調和した空間に仕上がっている。 設計段階ではもちろん互いに言葉を交わすこともなく、先行して環境を手掛けた平田氏と、それを受けてテナントを設計 した上垣内氏の二人に、初めて顔を合わせる形で対談インタビューを行った。双方のデザインが融合した背景には、二人 のデザインに対する共通の思想があった。 デザインコンセプトは、 建築から環境、そしてテナントへ…